RT レベル2の試験を受ける前に押さえておきたい3つのこと
RT レベル1 で撮影や現像を任されるようになり、次は透過写真の判定と検査指示書の責任を引き受けたい。放射線透過試験(RT、Radiographic Testing)のレベル2 を考え始めるのは、多くの場合そういう段階です。
RT レベル2 の試験は、JIS Z 2305(非破壊試験技術者の資格及び認証)に基づいて一般社団法人 日本非破壊検査協会(JSNDI)が実施する認証制度の一部です。RT レベル2 は、規格や手順書を実際の作業条件に合わせた検査指示書に落とし込み、透過写真の結果を解釈・評価し、レベル1 の技術者を監督できる段階の資格です。合否の仕組みそのものは UT や MT と同じ枠組みに乗っていますが、RT は放射線を扱う方法であるがゆえに、受験の要件・試験で問われる範囲・取得後の運用のすべてに、放射線安全という RT 固有の要件が加わります。ここを知らずに他の方法と同じ感覚で準備を始めると、訓練時間の数え方や勉強の配分で遠回りをしがちです。
押さえるべきことは次の3つです(2026年10月時点の JSNDI の認証制度の案内にもとづきます。GA1 認証制度のご案内)。
- 受験要件:RT レベル2 は過去5年間に 訓練 80 時間(放射線安全は含まない) を積んでいることが条件で、認証登録の段階では 9 か月の実務経験が求められる
- 合格基準:一次試験(筆記)と二次試験(実技)のどちらも 各パート 70% 以上 が必要で、総合点での救済はない
- RT 固有の出題・業務範囲:放射線の性質と法規、透過写真の観察と判定という、UT や MT の受験者が触れない領域が試験でも現場でも問われる
RT レベル2の受験資格:訓練80時間と視力証明、実務経験9か月はいつ要るか

RT レベル2 の受験に必要なものは、JSNDI の「非破壊試験技術者の認証制度のご案内(GA1)」2026年7月版に整理されています。受験申請の時点で必要なのは、訓練時間の証明と視力の証明の2つだけです(JSNDI GA1 認証制度のご案内)。「受験のための要件」と「認証登録のための要件」が別の段階に分かれている点は、受験計画を立てるときの土台になります。
訓練時間:下位資格の有無で 80 時間と 120 時間に分かれる
RT レベル2 の最小限の訓練時間は 80 時間です。これは RT レベル1 の資格をすでに持っている人の値です。資格を持たずにレベル2 を直接受験する人は 120 時間になります。どちらも過去5年間の訓練実施記録を集計表とともに提出します。RT だけの注意点として、GA1 の表の注記に「RT の訓練時間には放射線安全は含みません」と明記されています(GA1 認証制度のご案内)。つまりエックス線作業主任者の講習や放射線安全の社内教育を受けていても、その時間を RT の訓練時間に算入することはできません。放射線の安全管理は別枠で学び、RT の技術訓練は撮影条件・透過写真の観察・判定といった方法そのものに充てる必要があります。
RT のレベル2 の訓練時間は、UT と並んで全方法の中で最も長い 80 時間です。MT・PT の 24 時間の3倍以上、ET の 48 時間より長い設定です。
方法 | レベル1の訓練時間 | レベル2の訓練時間 | レベル3の訓練時間 |
|---|---|---|---|
RT | 40時間 | 80時間 | 40時間 |
UT | 40時間 | 80時間 | 40時間 |
MT | 16時間 | 24時間 | 32時間 |
PT | 16時間 | 24時間 | 24時間 |
ET | 40時間 | 48時間 | 48時間 |
レベル2 の訓練時間はレベル1 資格保持者の値で、レベル3 の訓練時間は申請する方法のレベル2 資格を保持していることが前提です。RT のレベル3 がレベル2 より短い 40 時間なのは、レベル2 で方法の中身を一通り修めている前提に立つためで、レベル2 の値をレベル3 に流用しないよう注意してください。
視力証明:近方視力は過去1年以内、色覚は雇用主の証明
視力の要件は2つあります。近方視力は、Times New Roman の N4.5 相当の文字を 30cm 以上離れて片目または両目で読めること(矯正可)で、過去1年以内の証明が要ります(GA1 認証制度のご案内)。色覚は、申請する方法で使われる色彩やグレイスケールのコントラストを識別できることを、雇用主が証明します。RT は透過写真の濃度差を読む方法なので、グレイスケールの識別がそのまま業務の中核に関わります。証明者は雇用主(日常働いている組織の責任者またはその代理者)で、個人で受験する場合でもこの証明書類は必要です。
実務経験:受験時点では不要、認証申請の段階で 9 か月
工業に関わる実務経験は、受験申請の時点では問われません。必要になるのは二次試験に合格した後の新規認証申請で、RT レベル2 は RT レベル1 資格保持者で 9 か月、直接受験の場合は 12 か月です。新規認証申請書は試験合格後 2 年間使えるので、合格時点で経験が足りていなくても、2 年以内に満たせば登録できます。ただし訓練は経験に含まれず、経験月数の削減も行われないと GA1 に明記されています(GA1 認証制度のご案内)。
RT は UT・ET と並んで、レベル2 に最も長い 9 か月の実務経験が求められる方法です。
方法 | レベル1の実務経験 | レベル2の実務経験 |
|---|---|---|
RT | 3か月 | 9か月 |
UT | 3か月 | 9か月 |
MT | 1か月 | 3か月 |
PT | 1か月 | 3か月 |
ET | 3か月 | 9か月 |
レベル2 の実務経験はレベル1 資格保持者の値です。レベル2 を直接受験する人は、訓練 120 時間と経験 12 か月の組み合わせになります。レベル1 を経由する場合と比べて何がどれだけ増えるかを先に計算しておくと、どちらの経路が自分に合うか判断しやすくなります。
一次試験は一般と専門の筆記:RT ではどんな問題が出るか
JIS Z 2305 の新規試験は、レベル1 とレベル2 については一次試験(筆記)と二次試験(実技)の二段構えで、二次試験は一次試験の合格者だけが受けられます。試験は春期と秋期に実施され、受験申請に関する各種案内や合格者一覧の速報は JSNDI の資格試験ページに掲載されます(JSNDI 資格試験)。受験申請の期間や申込方法は、受験期ごとに公開されるその案内で確認します。一次試験は「一般」と「専門」の2パートの筆記で、それぞれ 70% 以上の得点が合格条件です(GA1 認証制度のご案内)。一般と専門を合わせた総合点で判定されるのではなく、どちらか一方が 70% を割ればその回は不合格になります。
一般パートでは、RT という方法の原理と装置に関する知識が中心に問われます。
- エックス線とガンマ線の性質
- 放射線の減弱と散乱
- 線源と装置の種類
- 透過写真の像質を決める要因(幾何学的不鋭さ、コントラスト、粒状性)
- フィルムと増感紙
- 現像処理の基本
放射線の物理を数式で追いかけるというより、撮影条件を変えると像がどう変わるかを理屈で説明できるかが問われる傾向があります。レベル1 で現場の撮影を経験している人ほど「なぜその条件で撮っているのか」を言葉にできるかが分かれ目になります。
専門パートは、適用分野の規格と判定に寄ります。鋼溶接継手の放射線透過試験方法(JIS Z 3104。規格は JISC の JIS 規格検索で参照できます)など、RT の試験方法と透過写真のきず分類を定めた規格の読み方、像質計(透過度計)の選び方と要求値、きずの種類と像の見え方の対応、撮影配置の選定といった内容です。レベル2 は検査指示書を書く役割を担う資格なので、専門パートの出題もその役割に沿った範囲になっています。
一次試験で不合格になった場合、次回と次々回の試験に限って新規再試験として受け直せます。新規再試験では受験申請時の添付書類の再提出が不要になりますが、一次試験はパート別の再試験を行わないため、一般と専門を同じ回にそろって 70% 以上取り直す必要があります。片方だけ落とした人ほど「受かった方は免除される」と思い込みやすいので、ここは最初に確認しておきたい点です(GA1 認証制度のご案内)。
二次試験は実技と検査指示書の作成:試験体ごとに70%が要る
二次試験は実技です。合格基準は「各試験体で各々 70% 以上」で、さらにレベル2 については 検査指示書の作成 でも 70% 以上の点数を得る必要があります(JSNDI GA1 認証制度のご案内)。GA1 の原文ではこの作成物を「NDT 指示書」と呼んでいますが、意味するところは、規格や手順書を特定の対象物と作業条件に落とし込んだ検査指示書のことです。レベル1 の二次試験との最大の違いがこの指示書作成で、試験体をうまく扱えても指示書で 70% に届かなければ合格になりません。
RT の実技で評価されるのは、透過写真から情報を読み取り、規格に沿って判定する力です。レベル1 では指示書どおりに撮影し記録することが求められるのに対し、レベル2 では撮影条件の妥当性を判断し、得られた像を規格の分類に当てはめ、その結果を報告できることが求められます。採点は試験体ごとなので、一つの試験体で大きく失点すると他の試験体の得点では補えません。
二次試験で不合格になったときも、次回と次々回に限って新規再試験を受けられ、その場合は一次試験が免除されて二次試験から受け直せます。ただし二次試験は「実技」という1つのパートとして扱われ、個別の試験体や指示書作成だけの再試験は行われません。つまり指示書作成だけが 70% に届かなかった人も、次回は実技全体を受け直すことになります。再試験の機会は限られているので、指示書作成を「実技の付け足し」と捉えず、最初から試験体の課題と同じ重さで準備するのが合理的です(GA1 認証制度のご案内)。一次は一般・専門の2パート、二次は試験体と指示書のすべてで 70% 以上が要ります。
試験 | 試験の形式 | 合格基準 | 不合格のときの再試験 |
|---|---|---|---|
一次試験 | 筆記(一般・専門) | 一般・専門とも各 70% 以上 | 次回・次々回に両パートを受け直す |
二次試験 | 実技(試験体)と検査指示書の作成 | 各試験体 70% 以上と指示書 70% 以上 | 次回・次々回に実技全体を受け直す(一次免除) |
実技試験の具体的な試験体や課題の構成は、JSNDI が受験期ごとに公開する資格試験実施案内(EA2)で示されます。受験を決めたら、その回の案内で試験体の種類や当日の流れを確認し、訓練の内容をそれに合わせて調整してください。年度によって試験体や機材の更新が告知されることもあり、JSNDI の資格試験ページには実技試験で使用する試験体や機材に関するお知らせが随時掲載されています。
RT の試験は UT・MT と何が違うのか:放射線・フィルム・法規
RT が UT・MT・PT・ET と決定的に違うのは、試験に使うエネルギーが放射線であることです。超音波や磁気、浸透液は人体に対する法的な管理対象ではありませんが、エックス線やガンマ線は被ばくを伴うため、技術そのものに加えて法令に基づく安全管理が常に付いて回ります。労働安全衛生法は、労働災害を防止するための管理を必要とする作業について、免許を受けた者などの中から作業主任者を選任することを事業者に義務づけており(第14条)、危険または有害な業務に就かせるときには特別の教育を行うことも求めています(第59条第3項。条番号は2026年10月時点)(労働安全衛生法)。
この法律を放射線に具体化しているのが電離放射線障害防止規則(電離則)です。電離則は、管理区域内で放射線業務に従事する労働者の実効線量を5年間につき 100 ミリシーベルト、かつ1年間につき 50 ミリシーベルトを超えないようにすることを事業者に求め(第4条)、エックス線を用いる透過撮影の作業にはエックス線作業主任者を、ガンマ線を用いる作業にはガンマ線透過写真撮影作業主任者を管理区域ごとに選任することを定めています(第46条・第52条の2)(電離放射線障害防止規則)。これらの作業主任者は都道府県労働局長の免許で、JIS Z 2305 の RT 資格とは別の制度です。RT レベル2 を取っても、作業主任者の免許がなければ撮影作業の責任者にはなれず、逆に作業主任者免許だけでは透過写真の判定の力量を示したことにはなりません。
GA1 が RT の訓練時間に放射線安全を含めないのは、放射線安全が作業主任者免許や特別教育という別の制度で担保される前提があるからです。一方で、一次試験の一般パートでは放射線の性質や被ばくに関する基礎知識が出題範囲に入っており、放射線を知らずに RT の原理を説明することはできません。訓練時間に算入できないからといって放射線安全の勉強を後回しにすると、一般パートの土台が抜けます。
もう一つの違いは、結果の媒体がフィルム(またはデジタル検出器の画像)であることです。UT が探傷器の波形をその場で読み、MT・PT が指示模様を目視するのに対し、RT は撮影から現像または画像処理を経て、はじめて判定の対象が手元に来ます。この工程の長さが、試験でも「撮影条件の選定」「像質の評価」「きずの分類」という独立した判断の連なりとして問われる理由です。
合格率はどう捉えるか:数字より「各パート70%」の構造で考える
合格率を調べて受験を決めたい気持ちは自然ですが、RT レベル2 の準備において合格率の数字は、思っているほど判断材料になりません。理由は合格基準の構造にあります。一般・専門・実技・指示書作成のそれぞれで 70% 以上という絶対基準で判定され、受験者同士の相対評価ではないからです(GA1 認証制度のご案内)。周りの出来に関係なく、自分が各パートで 70% を超えれば合格し、どれか一つでも割れば不合格になります。合格率が高い回でも低い回でも、自分に求められる到達点は変わりません。
満たすべき条件の数が多いほど合格率は下がりやすく、どこか1か所の穴が不合格に直結します。レベル別・方法別の合格率の傾向や、JSNDI が公表する合格者一覧の読み方は、非破壊検査の合格率は?レベル別・方法別の傾向と対策で整理しています。
RT に限って言えば、訓練時間が 80 時間と長く、レベル1 で撮影経験を積んだ人が受験者の中心になるため、撮影と現像の実務感覚をすでに持って受験する人が多いはずです。差が付きやすいと考えられるのは、一般パートの原理の言語化と、二次試験の指示書作成という、日常業務で「書く」機会の少ない領域です。合格率よりも、自分がこの2つをどれだけ経験しているかを見る方が、受験時期の判断として実際的です。
RT レベル2 はどう勉強すればよいか:一次は範囲の網羅、二次は手順の再現

一次試験の一般パートは出題範囲が広く、放射線の性質から撮影条件、フィルム、現像、像質まで一通り問われるため、どこかを捨てて他で稼ぐ戦略が取りにくい試験です。合格基準はパートごとに判定されるので、得意分野で満点に近づけるより、不得意分野を基準以上に引き上げる方が合格に近づきます。訓練で使ったテキストの章立てをそのまま進捗表にして、章ごとに「人に説明できるか」で確認していくと、理解の抜けが見えやすくなります。
一般パート:現場の撮影条件を理屈に戻す
RT レベル1 の経験者には、現場で使っている撮影条件を「なぜその値なのか」まで戻して説明する練習が効きます。管電圧を上げるとコントラストがどう変わるか、線源と試験体の距離を変えると幾何学的不鋭さがどうなるか、増感紙の種類で何が変わるかを、実際に撮った条件と結び付けて整理します。一般パートの土台として、線量の単位、被ばくの種類、遮へいと距離の考え方は押さえておきます。電離則の線量限度のような法規の数値も、根拠とセットで覚えると記憶に残りやすくなります。
専門パート:規格を「条件が与えられたら何を決めるか」で読む
専門パートの勉強は、規格の条文を暗記するのではなく、対象物と条件が与えられたときに、どの規定を適用して透過度計や撮影配置を決め、得られた像をどう分類するかという手順に組み替えて覚えます。JIS Z 3104 のような規格は、表や図の参照が多く、読む順番を自分で決めないと全体像が掴めません。一度「試験体の板厚と継手形式から撮影方法と像質の要求値を決め、写真を見てきずを分類し、合否を判定する」という流れを自分で書き出してみると、どの表をいつ引くかが見えます。この流れは、二次試験の指示書作成にそのままつながります。
二次試験:試験体ごとの手順を固定し、指示書を毎回書く
二次試験の実技は試験体ごとに採点されるため、どの試験体にも同じ手順を同じ順番で当てる再現性が最も重要です。訓練では、課題を解くたびに手順を書き出し、抜けた工程や順番の入れ替わりを記録していきます。透過写真の観察は、観察条件(観察器の輝度、濃度の確認)を整えてから像質計の確認、きずの検出、分類、判定へと進める流れを固定し、写真の種類が変わっても崩れないようにしておきます。
指示書作成は、一次の専門パートで組み立てた「条件から手順を決める」流れを、文書として書く練習です。訓練の中で、与えられた試験体と規格を前提に検査指示書を最初から最後まで書く機会を意図的に作ってください。書き慣れていない人は、検査の対象から記録の方法までの項目のどれかを落としがちで、指導する側から見ると、70% に届かない原因は技術的な誤りより項目の欠落であるケースが目立ちます。
- 検査の対象(試験体・部位・継手形式)
- 適用する規格と仕様
- 装置と線源の指定
- 撮影配置と撮影条件
- 像質の要求(像質計・濃度)
- 観察と判定の基準
- 記録と報告の方法
書いたものをレベル2 以上の先輩に見てもらい、実際の現場で使える指示書になっているかを確かめる工程を、少なくとも数回は入れておくと二次試験の見通しが大きく変わります。
二次試験に合格したらすぐ RT レベル2 になれるのか:認証登録と更新

二次試験に合格しても、その時点で資格が発効するわけではありません。合格後は、認証申請・資格証明書の発行・更新・再認証という段階を踏んで資格を維持します(JSNDI GA1 認証制度のご案内)。
- 二次試験に合格し、新規認証申請書を受け取る
- 実務経験の証明を添えて新規認証を申請する(申請は合格後 2 年以内)
- 書類審査に適格と判定され、資格証明書が発行される(有効期間 5 年)
- 5 年目の有効期限前に更新審査(書類審査)を受け、次の 5 年へ進む
- 発効から 10 年目に再認証試験(実技と指示書作成)に合格して資格を継続する
RT レベル2 を取得すると、雇用主が許可する範囲で、技法の選択、検査指示書の作成、装置の調整と検証、結果の解釈と評価、レベル2 以下の技術者の監督と指導を担えるようになります。現場で言えば、撮影作業を担当する人から、撮影条件と判定に責任を持つ人へ役割が変わる節目です。その先のレベル3 を目指す場合は、申請する方法のレベル2 を保持していることが受験の前提で、RT レベル3 の訓練時間は 40 時間、実務経験は学歴によって 18 か月または 36 か月が必要になります。RT の仕事の全体像、放射線管理の現場運用、年収の目安については 放射線透過試験(RT)とは|仕事・資格・年収までで、他の方法との取得順の考え方は 非破壊検査の資格一覧と難易度で整理しています。
RT は訓練時間も実務経験も重く、放射線の法規と作業主任者の免許が別に付いて回る分、レベル2 まで到達した人は検査会社でもメーカーの社内検査部門でも評価の対象になりやすい資格です。一方で、放射線を扱う現場をどこまで続けるか、デジタルRT や他の方法と組み合わせてどう広げるかは、会社の設備と案件の構成によって選択肢が変わります。資格を取る前でも取った後でも、今の経験で見える現場や会社の選択肢を一度並べ直しておくと、次に何を積むべきかが見えやすくなります。転職するかどうかは、話してから決めれば大丈夫です。ご登録から入社まで、費用は一切かかりません。テンキャリの無料キャリア相談では、非破壊検査の現場を知るアドバイザーが、レベル1 経由と直接受験のどちらで経験を積むか、作業主任者の免許をあわせて取るかといった判断も含めて、RT を軸にしたキャリアの選択肢を一緒に整理します。
